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10.プロジェクト・ステークホルダー・マネジメント(Project Stakeholder Management)


ステークホルダー


プロジェクトに積極的に関与しているか、または、プロジェクトの実行あるいは完了によって自らの利益がプラスまたはマイナスの影響を受ける顧客、スポンサー、母体組織、一般大衆、個人、組織がステークフォルダーとなります。
例)

ステークホルダー・マネジメント計画のツールと技法


ステークホルダー・マネジメント戦略


ステークホルダー登録簿の情報からステークホルダー分析マトリックスを作成し感心事や影響度に応じた対策を立案する。

ステークホルダー・エンゲージメント(ステークホルダーの関わり)


ステークフォルダー・マネジメント戦略にしたがい、ステーホルダーの期待(ニーズ)を満足出来るように常にコミュニケーションを保つ活動、プロジェクトの活動について、ステークホルダーの適切な関与を強化するプロセス。プロジェクト・マネジャー自らの行動責任として、ステークホルダーの期待(ニーズ)に応えるためにステークホルダーと話し合い、協力し、更に発生した問題への対処を行う。ステークホルダーの関与を高め、ステークホルダーの指示を強化し、抵抗を最小限にする。

  1. 個々のステークホルダーに対するコミュニケーション方法を用いる
  2. 人間関係のスキルを駆使する
    • 信頼関係の構築
    • 対立の解決
    • 積極的傾聴
    • 変化への抵抗の克服
  3. 一般的なマネージメントスキルを駆使する
    • プロジェクト目標へ向かうために意見の一致を得る
    • プロジェクトへの指示を得るために影響を及ぼす
    • プロジェクトのニーズを満足させるために合意を形成する
    • プロジェクトの成果を受け入れるために組織の行動を修正する

ステークホルダー・エンゲージメント・マネジメントのツールと技法


分析技法


ステークホルダーのプロジェクトのライフサイクルを通じて関与することは、プロジェクトの成功に極めて重要である。ステークホルダーの関与度は、以下のように分類できる。

ステークフォルダー分析


ステークフォルダー特定


プロジェクトのステークフォルダをすべて洗い出し、彼らのニーズや期待事故を把握し、分類する。
プロジェクトにより影響を受けるすべての人と組織を特定し、それらがプロジェクトの成功に対して有する利害、関与、影響に関する適切な情報を文書化する。
プロジェクトに関与する人や組織、あるいはプロジェクトの結果に何らかの利害関係を有する人や組織

ステークフォルダー登録簿


品質について利害関係や影響を与えるステークフォルダーを確認できる登録簿です。ステークフォルダーに関する以下の情報を管理しています。

ステークフォルダーのニーズ


要件定義書と呼ばれる「要求事項文書」にまとめられます。

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