05.プロジェクトの終結(Project Closing)


目次

プロジェクトの終結(Closing)


プロジェクトやフェーズを公式に完結するために、全てのプロセス群で全てのアクティビティが完了していることを検証し、プロジェクトやフェーズの終了を公式に確定するプロセス。

  • フェズまたはプロジェクトの完了基準や終結基準を満たすために必要な対応を行う。
  • プロジェクトのプロダクト、サービス、資産を次のフェーズ、または後続部門(生産部門等)へ引継ぐ。
  • プロジェクトやフェーズの記録を収集し、問題点の振替、教訓を集め、組織が将来活用できるようにプロジェクト情報を保管する。
  • プロジェクトやフェーズを公式に終了するために、すべてのプロジェクトマネジメント・プロセス群のすべてのアクティビティを完結するプロセスである。
  • フェーズまたはプロジェクトの完了基準や終結基準を満たすために必要な処置および活動
  • プロジェクトのプロダクト、サービス、所産を次のフェーズ、または生産部門ないし両部門へ引き渡すために必要な処置および活動
  • プロジェクトやフェーズの記録を収集し、プロジェクトまたは失敗を監査し、教訓を集め、組織が将来活用できるようにプロジェクト情報を保管するために必要な活動

終結プロセスのアウトプット


  • 最終プロダクト、サービス、所産の移管
  • 組織のプロセス資産変更版

調達終結


調達マネジメント計画書に従い、納入された品目を検収し、契約の終結活動を実行し、さらに調達プロセスの振り返りとして調達監査を行い、教訓を残すプロセス。プロジェクトにおける個々の調達を終結する。調達に関わるすべての作業と要素成果物が受入れ可能であることを検証し、プロジェクトやフェーズの終結をサポートする。

調達監査


調達マネジメント計画から調達コントロールまでの調達プロセスの活動を体系的にレビューする。当プロジェクトや母体組織の他のプロジェクトにおいて契約の作成や管理に反映することができるように、成功と失敗を特定する。

成果物の最終受け入れ スコープ妥当性確認


プロジェクトの目標とするスコープが達成できたかどうかを確認するプロセスです。要求事項文書とスコープ・ベースラインが検査基準となります。

  • 検証済み成果物

    品質コントロール・プロセスの検査に合格した成果物

  • 受け入れ済み成果物

    スコープ妥当性確認プロセスの検査に合格した成果物

プロジェクト完了報告書(プロジェクトやフェーズの終結)


ステークホルダーや社内向けにプロジェクト全体の最終報告書を作成します。プロジェクト完了報告書には、下記観点が含まれます。

  • マネジメント・サマリー
  • 差異分析/評価の実施

    進捗目標、要員、コスト目標、協力会社、生産性目標、変更管理、品質目標、最終目標

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