PMPの資格取得に意味があるのか?

投稿者: | 2018-01-11






PMPを取得して3年となり初めての更新手続きも行いましたので、PMPの資格取得に意味があるのかを振り返ってみたいと思います。

ブランド効果


難易度の高い資格として有名なため、ブランド効果はあるように思います。ただし、重視している企業と軽く見ている企業の際は大きいようです。企業文化に依存します。ある研修の講師曰く、日立、IBM系の企業では非常に重要視されているとの事です。

転職への効果


有利に働く事は間違いありませんが、実務経験を重要視しているように思われます。資格を取得していなくとも仕事ができる人は大勢いますので実力主義となっています。

資格取得手当


資格取得時の手当を厚くしている企業が多いのではないかと思います。ちなみに、私がPMPを取得した際には、所属していた会社の資格規定にPMPがなかったために、一切、手当をもらいませんでした。受験費用も全額自払でした。

昇進・昇格・評価への効果


各会社の規則にもよりますが、特定グレードへの昇格条件としてPMP取得を義務付けている会社もあります。PMPを取得していれば必ず昇進、昇格出来る訳ではありません。あくまで業務での実力、成果が評価対象だと思います。

実業務への効果


全ての資格に言えることですが、資格を取ったからと言って仕事ができる人と評価される訳ではありません。資格取得で得た知識、技術をどのように使いこなすかによります。PMPの内容が無意味な訳ではないので、上手く使えば実業務でも力を発揮することができると思います。

案件受注の効果


公共事業案件では、PMP取得者が参画していることや、管理者がPMPを取得していることを受注条件にしていることがあります。受注の際には、RFPに基づいて提案書を作成することになりますが、大抵の場合、開発体制を含める必要があり、PMP取得者をPM、PLとして記載して売り込んでいきます。

費用対効果


受験費用、3年毎の更新費用、3年毎の60UDP費用と結構な額が掛かります。所属している会社のサポートがどれだけ手厚いかに大きな影響を受けます。

総括


PMPの資格維持は大変ですが、勉強をするきっかけにはなっています。次回、3年後の更新もしたいと思います。

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